月火の休日を利用して バスク地方へ1泊2日の旅 メンバーは ボス、オリオール率いる チーム・エルスカサルスの希望者7名 月曜朝6時に出発し 車で5時間半でサン・セバスティアンに到着 ミシュラン2つ星のレストランで昼食 夜はシドレリア(シードル醸造所が経営するレストラン)で夕食 山の中のアグリツーリズモの貸し家で1泊 火曜朝はサン・セバスティアンを散策しながら 朝食兼食前酒でバルを梯子し 3つ星のレストランで昼食 その後帰路の途へ、という 純粋に「ごはんを食べる」のみの遠足であった。 ああー、楽しかった! 2日間で計5つの星を 味わってきたことになるが?(笑) エラそうにレストラン批評というのも おこがましいので避けるとして 私の大々好きなシドレリアの話に留めておきます。 シドラ(シードル)醸造所が営む シドレリア 元々はシドラを買いに来た人に 試飲とともに料理を出していたのが始まりで その後レストランのように定着したのだそうだ。 1年の内の冬期4か月のみ営業する。 大樽が20個ほど並ぶ 半地下の酒蔵 樽の細い栓が抜かれ そこから直接グラスにシドラを受ける。 こうやって注ぐとシドラがより空気に触れて 味が変わるのだ。 椅子はなく立食 大皿料理を皆でつつき パンも共有、長ーいバゲットを皆でちぎって食べる。 料理は30年前から変わっていないという どれも絶品の定番料理が3品 バカラオのオムレツと バカラオのコンフィに 牛の骨付きロース肉の分厚いステーキ 中に入るとすぐ脇に肉の焼き場があり 肉の焼ける薫りで一杯だ。 シドラを飲んで、食べて グラスが空になり 誰かが空のグラスでテーブルをゴンゴンと叩くと それがもう1杯注ぎに行こうという合図で テーブル一行で半ば強制的に注ぎにいかなければならない。 樽の前で列を作り、順番に注いで さっきと違う樽のシドラの違いを味わいつつ 戻って食べて飲んで、グラスが空になると また誰かがゴンゴン!とテーブルを叩く。 ペース早いけど仕方ないなあ、とまた半地下へ。 こんなことを何往復もするので 椅子なんて要らないのだ。 往復を重ねるごとに皆陽気さが増して どのテーブルも賑やか。 シドレリアでのポストレはこれも定番で 地元のチーズ、イディアサバルと胡桃。 (楽でいいなあ、ここは 笑) さんざん食べて飲んでお腹一杯なのに 殻付きの胡桃を殻割りとともに出されると 殻を割りたくなるのが人間の心理なのか? せっせと割りつつ胡桃とチーズをつまむ羽目になり つまんでいるともう一杯シドラが欲しくなる。 そこで再び誰かがグラスをゴンゴン! さあ酌みに行くぞーと連れ立って半地下へ。 私のカタルーニャ贔屓を揺るがせるシドレリア(笑) やっぱり最高! 来年もまた来なければ...
by tomo114t
| 2008-03-06 08:40
| 旅行
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