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Ribera del Duero


ただいま!

ワイナリー巡りの旅を終えて
カタルーニャに戻ってきております。

毎日が大充実で
あっという間に過ぎてしまった1週間
地元の美味しいワインと料理を
心ゆくまで堪能・・・し過ぎた(汗)

(右手を挙げて)宣誓!
私、明日からは
粗食、労働に励みますっ(笑)


まずはRibera del Duero リベラ・デル・ドゥエロから

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霧に包まれた葡萄畑は
物語の中の世界のよう

リベラ・デル・ドゥエロでの
ワイン作りの歴史は
もともとはロゼから始まった。
その後、1980年代に
新しい作り手たちによる
赤ワインが脚光を浴び
急成長したのだ。

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4軒のワイナリーを訪問
まずは畑を見学し
栽培方法、土の特徴などを見てから
製造所を見学
最後にテイスティング
という流れ

一応通訳係の私
皆専門的な話を早口でワーッと話すので
かなり脳細胞を駆使したが(笑)
これも良い経験
おかげで「通訳」という仕事にも
興味が涌いてきた。

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改めて思う
ワインって
自然と人間のコラボレーションで
生まれるものなのだ、と。

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by tomo114t | 2009-11-30 10:23 | 旅行

Un'altre cop?


今週は私
ちょっと根詰めてました・・・

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とは言っても
自分の都合なので
仕方ないのだけど。

もちろん
週末の団体の予約分と
一般営業の仕込みで
一杯一杯だったのだが
それに加えて来週分のストックも
出来る限り準備しておきたかったのだ


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何でかって
今日から10日間のヴァカンスに入るため!

「また!?」って声が挙がりそうだけど(汗)
年内に有休消化しないといけないので
遠慮なく休ませていただきます(笑)

そんなことで
連日、限界まで挑戦でクタクタ
今日は昼まで寝てしまった
ちなみに今日エルス・カサルスは
60名の披露宴+一般予約のテーブルで
大変なことになっているはず・・・
いやいや、考えるのはやめようっ
ヴァカンスなのだから

従って
時々、突然ご来店くださる
日本人のお客さま
今週は私、居りませんので
よろしくお願いします(?笑)

で、旅支度中!(嬉)

今回は
スペイン国内の
未だ行ったことのない地方
Castilla y Leon カスティーリャ・イ・レオンの
Ribere del Duero リベラ・デル・ドゥエロ辺りと
La Rioja ラ・リオハ
そう、スペインを代表する
ワインの産地へ

イタリアから来るお友達
ワインの専門家に同行して
ワイナリー巡りの旅!

ああ、楽しみーー
後日レポートしますので
乞うご期待?(笑)
「カタルーニャバンザイ!」と謳っておきながら
番外編の多いブログで、すみません(笑)

では
行ってきます。
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by tomo114t | 2009-11-22 21:38 |

Pacharan


何だか最近
読者数が上昇してますが
何かあったんでしょうか?(笑)
皆さん、読んでくれてありがとう!
これからもよろしくお願いします。


シェフが森から採ってきた
aranyo アラニョーという果実

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辞書で調べたら
日本語では「リンボク」と呼ぶらしい

ブルーベリーにそっくりで
美味しそうに見えるけれど
渋柿のように渋く
そのままではちょっと食べられない

しかし、コンクールのマセドニアには
その刺激味を敢えて取り入れようと
このアラニョーを小さく小さく切ったものを添えたりもした。

そのままでは食べられない
このアラニョーで
pacharan パチャランと呼ばれる
果実酒を作るのだ。

パチャランは
ナバラ地方産が代表的なようだが
スペインの他の地方でも
広く親しまれている食後酒

シェフ、オリオールと
メトレのダビッドの共同作業
と言っても、簡単だけど(笑)

何よりも大事なのは
自ら森で採ってきたアラニョーで作る!
ということか


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シェフの実家カサ・マイヤの
納屋の隅にでも転がっていたと思われる
古いガラスの大きな瓶に
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アラニョー
ブドウの蒸留酒
アニス酒(甘口)を投入
分量は?目分量(!)
「昔のように」だそうだ

これで、3ヶ月熟成。

3ヵ月後には
私のポストレの後にでも
この自家製パチャランを
皆さまにお楽しみいただけることでしょう・・・
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by tomo114t | 2009-11-17 04:04 | エルス カサルス

Tofona blanca


結婚式の翌日・・・

ハアー
昨日はちょっと飲みすぎた(汗)

しかし次なる宴が待っていたので
バルセロナから一旦家へ戻り
愛車クリオを出動させて
再出発

カタルーニャ内陸部
エルス・カサルスにも近い
山の伝統料理が得意な
ミシュラン1つ星のレストランで

白トリュフを食べよう!
という企画

在バルセロナ、カタルーニャの
日本人の友人達
総勢8名が集合し
贅沢な昼食会

皆料理関係で
そのうちの3人は
過去にこのレストランで働いていた経験あり
その恩恵に与かって
手厚いもてなしを受けた。
ありがとね、皆のおかげ。

シェフが北イタリア、ピエモンテ州の
白トリュフのメッカ、アルバまで
わざわざ足を運んで買ってきたという
森のダイヤ

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これを最初に見つけて食べた人って
一体誰なんだろう?
高級珍味をいただくときに
必ず涌く疑問・・・

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というわけで
Menu de degustacio de Tofona blanca
白トリュフのコースメニューの始まり!

どの皿にも白トリュフ
この独特の薫り
優雅な気持ちになれる


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鶏のクリームスープ

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ベカーダ(山シギ)のテリーヌに白トリュフ
さすがにこういう料理はこの店の十八番

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私が一番好きなトリュフの食べ方は
やはり卵とともに、だな
半熟のスクランブルエッグと白トリュフ
最後はパンで皿を拭いて
きれいにいただきました


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アロス(arros 米)とトリュフも定番
私としてはこれは
アスパラガスではないほうがよかった
アーティチョークとか。


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タルタルステーキと白トリュフ
これもよい。
ここに鶉の卵の黄身(生)が乗っていたら
最高だったな
いや、卵はさっき食べたでしょ、って?


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これもこの店の得意なところ
野ウサギのテリーヌ
中心にフォワグラが入っている
リベラ・デル・ドゥエロのワインとともに

ポストレは
アップルパイとバニラのジェラート

ああ、満足、満腹・・・

カタルーニャのこんな片田舎で
日本人が8人
食卓を囲んで
白トリュフを食べている

それって、どうよ?
奇妙?
壮観??

まあ、ご想像にお任せします(笑)

次回は真冬の黒トリュフかな
すでに楽しみ!

あ、世の中不況でしたね
忘れてました(汗)
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by tomo114t | 2009-11-14 01:49 |

Casament


先週末は
珍しく土日に有休を取り
土日月火の4連休

よく食べ、よく飲み
よく遊び・・・
の4日間

もういい加減
働きたくなってきたー!
と本日より復帰(笑)

わざわざ土日に有休を取ったのは
結婚式に出席するためだった

ブログでもお友達の
にきびさんの結婚式に。

まずは彼らの住む街
Granollers グラノジェルスの市役所で挙式

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市長さん立会いのもと
シンプルな式ながらも
お友達の詩の朗読
ハンカチで目を押さえるお母さまの姿
ちょっと感動の時間


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広場で記念撮影の後
レストランへ移動した

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by tomo114t | 2009-11-12 06:39 |

26 de octubre 4


今回のコンクールは
The Best Dessert of Restaurant 2009
というタイトルで
レストランデザートのスクール
Espai Sucreと
Nespressoの共同主催
それにバルセロナ市の協力もあり
コンクールをしめくくる
最後のセレモニーは
スクールの近くの広場で催された。

昼の休憩の後
再び戻って来た
関係者、観衆

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大きなスクリーンと
ステージが設置されて
結構なイベントだ

審査員や
ファイナリストの紹介
関係者の挨拶
ビデオ放映など
長い前置きの後
ようやく結果発表

賞は2つ
Nespressoのコーヒーのデザートの最優秀賞
それと、グランプリ。

私もこの日が来るまでは
出るからには賞を取りたい
と思っていた。

しかし実際に本番を経験した後は
もう、賞なんてどうでもいいと
素直に思えた。

あの大失敗を乗り越えて
奇跡的に間に合ったこと
そしてフランが最高の出来だったこと
その2つで
私はもう大満足

何よりも大切なのは
この貴重な経験そのものであって
賞ではないのだ

とは言っても
いざ、結果発表!となると
やっぱりドキドキしてしまう
私の名前が呼ばれる可能性だって
全くないわけじゃない

まず、Nespressoの賞は・・・
オーストラリア人

この人は、23時間かけて
オーストラリアから来たのだから
何かあげないと、報われない
よかった、よかった。

そしてグランプリは!
ブラジル人だった

彼は地元なだけに、大きな歓声があがった。
私のすぐ横で作業していたのだが
どんなことをしていたのか
これっぽっちも見ていなかった私
それどころじゃなかったのだ(笑)

やっぱり、だめだったか
そりゃそうなんだけど

もしあの大失敗がなかったら
賞を取れなくて
悔しいと思っていたかも知れない

でも今、負け惜しみではなく
心から
賞なんて、どうでもいいと思える
精一杯のことができて
清々しい気分でいられるのは
失敗のおかげなのでは

セレモニーが終わり・・・

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by tomo114t | 2009-11-06 07:12 |

26 de octubre 3


テーマ自由のポストレが
7番手の皿まで出終わると
再び1番手に戻って
次はコーヒーのポストレの審査

このあたりで
さっきからちらちらと姿が見えていた
ボス、オリオールが近くに来てくれた。
本来はジャーナリスト以外は
終了まで厨房には立入禁止なのだが

「オリオール!!」
実の兄にすがりつく妹のような私
ここで緊張がほぐれる

もうね、大変な失敗しちゃったの
でも、何とか間に合ったー!

「大丈夫、気にするな
そんなことは審査には関係ないんだから
皿も見たよ、ちゃんとできてたぞ」

きっと次のは大丈夫
今日のフラン、すっごく良く出来たから

じゃ、頑張れ、そこにいるから
と彼は再び外に出ていった。

コーヒーがテーマのポストレ
私の作のタイトルは
Heptafasic de cafe
エプタファジック デ カフェ

コーヒーをメインに
7つの要素で構成されている
という意味で

コーヒー
アニス、レモン
茄子、シナモン
牛乳、ジャンドゥイア(へーゼルナッツ+カカオ)
の7つ

それらが

コーヒーのフラン
アニスとレモンのソルベ
スモークした茄子のピュレ
シナモンのクランブル
ミルクの泡
ジャンドゥイアのソース
コーヒー風味の飴の飾り

となる1皿

この日はオーブンが違ったので
フランの火入れには相当神経を使ったが
理想的なテクスチャー
ソルベの失敗の分か?
こちらは大大成功!

フラン狂の私としては
この日、この場で
納得のいくフランが作れたこと
もう涙が出るくらいに嬉しかった!

さあ、盛り付け
しかしフランは柔らかくて崩れやすいので
なるべく直前まで待ちたい
5番手の私は
3番手の皿が出終わったのを見計らって
盛り付けを開始した

まず中心にコーヒーのフラン
次にクランブル、そして茄子
ジャンドゥイアと
まずはここまで盛って・・・

その間に
やはり崩れてしまうフランがある
10個のうちの
3個が崩れてしまった!

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by tomo114t | 2009-11-05 07:39 |

26 de octubre 2


とんでもない失敗
というのは・・・

私は3種類のソルベのベースを
作らなければならなかった

ラズベリー
レモンとアニス
ヨーグルトとレモン
の3種類

「ラズベリー」は出来上がり
(まあこれは問題外)

「レモンとアニス」も出来ていて
冷蔵庫にしまってあった。

「ヨーグルトとレモン」のソルベは
まず「レモンのシロップ」のベースを作り
冷蔵庫で保存
それが冷めたところで
ヨーグルトを入れて混ぜるつもりだった。

ところがその後
ソルベのベースにヨーグルトを混ぜる段階で
「レモンのシロップ」ではなく
となりに並んでしまってあった
「レモンとアニス」のほうを混ぜてしまったのだ。

その時点では全然気づかなく(バカ)
別のものを取りに冷蔵庫に入ったときに
作業が済んだはずの
「レモンのシロップ」がそこにあるのを見て
あれ?何で・・・
ああ、しまったー!!!
となったのだった(涙)

とりあえず、気が動転
心臓もドキドキする
どうしよう、いや、落ち着け
大丈夫、まだ時間はある
急いで作りなおそう

必要な材料を書き出して
すぐに係の人にお願いした
「ちょっと大変なミスをしてしまって
作りなおすので
この材料を今すぐ用意してもらえますか?」

レストランデザートのスクールなので
幸いなことに材料は何だって揃っている
すぐに用意してもらい
計りなおし
「レモンとアニス」
「ヨーグルトとレモン」
の2つのソルベのベースは
無事完成し、一件落着。

しかし予定外の時間のロスで
時間が足りなくなってしまった

残り時間20分
まだ終わっていない作業が
たくさん残っている
2種類の飴の飾り
3種類のソルベのベースも
機械でまわさなければいけない
マセドニアの果物と野菜も切ってない

どう考えても
間に合わない!!

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by tomo114t | 2009-11-03 22:17 |

26 de octubre


「10月26日」なんて
まだまだ先だと思っていたのに!

コンクール出場者は
前日25日午後6時に集合となっていた。

その日は日曜日
いつものように満席で
大忙しの営業
午後4時
これからポストレのオーダーラッシュ
という最中
ごめん、もう行かなくちゃっ!と
全て放り出して
後は同僚に任せて
あたふたと出発したのだった。

ボスの指示で
研修生の男の子が車で送ってくれた。
バルセロナへ向かいながら
何か忘れ物したんじゃないかなー
と気がかりだったのだが・・・

しまった!!!!

大事なものを忘れて来た
ほ、包丁・・・!!

ね、バカでしょ
どうぞ呆れて、笑ってください
私のハチャメチャなコンクール体験は
きっとこのあたりから始まったのです

一瞬気が遠くなったものの
この研修生の男の子が
たまたま彼の包丁を2本、車の中にしまっていて
(有り得ない!)
それを借りることにして、解決。

バルセロナに到着した。

コンクールの主催者は
バルセロナのレストランデザートのスクール
ESPAI SUCRE エスパイスクラ
それにNespressoも共同主催者
(コーヒーがテーマのデザートが1品課題なのはそのため)

122名だとかの応募者の中から選ばれた
7名のファイナリスト
その国籍はさまざま

・オーストラリア人男性(在メルボルン)
・アルゼンチン人女性(在アルゼンチン)
・ブラジル人男性(在バルセロナ)
・スペイン人男性(在スウェーデン、ストックホルム)
・カタルーニャ人女性(在スペイン、マラガ)
・日本人男性(在スペイン、カディス)

そしてもう1人日本人、私(在カタルーニャ)

私は近所だから
ついさっきまで仕事してたけど(笑)

はるばるオーストラリアから
このコンクールのためだけに
23時間かけて来ただとか
アルゼンチンの子は
コーチ(!?)が同行して
時差調整のために1週間前にバルセロナ入りしたとか

何だか、すごいぞ・・・(汗)

主催者の諸々の説明の後
くじ引き
これで作業場所と審査の順番が決まる

カードを1枚引いて
裏返すと
私はconcursante No.5
(コンクルサンテ コンクール出場者)
私のデザートは5番目に審査員に運ばれる

No.5の札がついた作業台が私の場所
各自、道具を配置し、翌日のセッティング
インタビューのビデオ撮りなどして
その日は解散

指定されたホテルで宿泊
4つ星のなかなか快適なホテルだったが
そんなことももう、どうでもよくて
翌日は朝早いし
前日も準備であまり寝ていなかったし
風邪で体調も良くなかったので
横になったが最後
グッタリ、グッスリ熟睡

10月26日の朝を迎えた。

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by tomo114t | 2009-11-02 09:36 |