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冬の遠足 Berlin 5


一般的ドイツ人の家庭では
夕食に火を使う料理などはせず
パンにハム、チーズなどで簡単に済ませるらしい。
「夕食」というドイツ語も
Abendbrot アーベントブロート(abend 晩 brot パン)といって
「夕食」ではなく「夕パン」なのだ。
ドイツに住む日本人の奥様が
台所でコトコト夕飯の支度をしていたら
「うるさい」と近所から苦情を受けた
なんて実話もあるそうだ(笑)。

そんな中、もちろんsandoさんのお宅では
日々、こだわりの料理が並ぶ。
私の滞在中も
中華、しゃぶしゃぶときて
最後の夜はインド風
4種類のカレー(!)に
美味しい付け合わせと
ナンのようなトルコのパン
すっかりご馳走になりました。


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たっぷりのブランチを最後にいただき

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バルセロナ行きの飛行機に乗り

私の冬の遠足は終わった。

パリで、ベルリンで
お世話になった全ての皆様
本当に本当に
ありがとうございました。
楽しかったこと、学んだことを
日常に還元すべく
今またエルス カサルスの厨房にいます。
またいつかお会いできる日を
楽しみにしております。

おまけ!
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by tomo114t | 2008-01-30 07:37 | 旅行

冬の遠足 Berlin 4


ベルリン観光最終日は
隣の都市ポツダムへ
サン・スーシ公園と
サン・スーシ宮殿を見学に出かけた。

それは18世紀に
プロイセン王国のフリードリヒ大王が建てた
夏の離宮で
ユネスコの世界遺産にも登録されているものだ。

ベルリンからポツダムへ向かう
電車の途中
高級住宅街を過ぎるとすぐに
大きな湖が広がる。
海のないドイツ
ベルリン人は夏になると
湖水浴を楽しむのだそうだ。

サン・スーシ公園へ向かって歩きながら
グリューウ゛ァイン(ホットワイン)の張り紙を見つけて
買わずにはいられなかった。
フランスではウ゛ァン・ショーという
蚤の市でも買って飲みながら歩いた。
スパイスのきいた甘いホットワインで温まりながら
公園に着いた。


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宮殿の手前の池は氷が張っている

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夏であればブドウ棚とイチジクの木で
さぞかし美しいであろう階段を登ると
サン・スーシ宮殿があった。

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宮殿内も
ブドウや果物や貝、自然をモチーフとした装飾が
豪華に施されていた。
この大王は主にイタリアなどの
南ヨーロッパに憧れを抱いていたようで
ドイツにはなかった暖かい国で育つ植物を
この地に植えさせて
ブドウ畑を作りワインを作らせ
自らもそのブドウ畑に葬られることを望んだ。
宮殿から眺められるように
敷地内に、まるでローマの遺跡のような
偽遺跡まで作らせている。
王様の権力は絶大なのだ。

「サン・スーシ」は
フランス語で「憂いのない」という意味
憂いのない夏の離宮...
あったらいいなあ(笑)。

この宮殿は主に住居で
もうひとつ新宮殿というのもあり
そちらがパーティーや社交の場に使われ
貝で埋め尽くされた大広間など
絢爛豪華。

ベルリンへ行かれる方
ぜひポツダムへも足を伸ばしてください
そしてサン・スーシ宮殿を見学されるなら
ぜひ新宮殿もお見逃しなく!
と言いたいです(笑)。

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by tomo114t | 2008-01-30 01:47 | 旅行

冬の遠足 Berlin 3


山のレストランの厨房での
私の日常生活は
好きで自ら身を投じているのだけれど(笑)
文化的エンターテイメントが
全く以て無いことには
時々物足りなさを感じる。

今回のベルリンでは
滞在中にちょうどバレエの公演があったので
sandoさんがチケットを押さえてくださった。



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クラシックな劇場に
オーケストラの生演奏
たまにはこんなこともないとね!

公演はベルリン国立バレエ団の
アメリカ人の振り付け師によるもので
ミュージカル風のユーモラスなアレンジで楽しめた。
二幕目に登場した
ベルリン国立バレエ団の芸術監督
ウラジーミル・マラーホフと
彼がロシアから奪った「金の卵」だという
可憐なポリーナ・セミオノワ
私はバレエに関しては全く無知なのだが
この2人の共演を観たなんて言ったら
バレエファンならエーッと羨ましがるような
スターなのだそうだ。
貴重な舞台を見せていただきました...

sandoさん宅に帰宅後
先ほどの余韻を引き摺りつつ、もうひと公演
マラーホフ監督の「シンデレラ」を
ビデオで鑑賞させていただいた。
シンデレラ、なんて
そんなおとぎ話があったことも忘れていた。
シンデレラ役は同じくセミオノワで
ビデオだと表情までよく見えて
より感情が伝わってくるし、より可憐。
信じられないような動きをする身体には
贅肉は1グラムもない
(恰幅のいい人が多い世界にいるもので...笑)
マラーホフは意地悪な継姉役で
ハイヒールでも見事な踊り
そして女装で何ともコミカルな演技
バレエって笑いもありなんだ!と
日頃観ないだけに感心してしまった。

と、そんなふうに
どっぷりとバレエ堪能の夕べであった。

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by tomo114t | 2008-01-29 04:45 | 旅行

冬の遠足 Berlin 2


食べ物の話。

ベルリン観光の合間に
お昼の外食はドイツらしいものを
ということで

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マチェス(ニシンの塩油漬け)とジャガイモのソテー

塩の強い半生のニシンの下に
マヨネーズ風ソース
たっぷりのソースの中に隠れて入っていた
刻んだリンゴが良い味のアクセント。
炒めてパセリをふっただけのジャガイモも美味しい。
にごり気味の自家製のビールも
さすがに料理とよく合う。

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sandoさんのお皿
豚の脛肉のオーブン焼き
あのキャベツのザワークラウトも添えてあり
思いきりドイツ風
骨付き肉とはいえメロンかココナッツ大のサイズ。

すでに店内に漂っていたザワークラウトの匂い
何かに似ているなと思ったら
わかった!
日本の「切り干し大根」と同じ匂いだ
そんな感覚は、もしかして私だけか?

フランス人も凄いけど
きっとアメリカ人にも負けないであろう
ドイツ人の胃袋。
料理は何でもドカーンと出てくるし
お菓子屋さんのショーウィンドウを覗くと
ケーキの1カットが
スペインの3倍くらいの大きさで
ケーキのミニチュアならぬジャンボチュア(?)
試してはみたいものの
その迫力に負けて手が出なかった。
そんなことで怯むようでは、私もまだまだ...(笑)
しかしあの1カットはやはり1人分のようで
デパートのレストランで
実際に食べている人を複数目撃!

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by tomo114t | 2008-01-28 22:33 | 旅行

冬の遠足 Berlin 1


パリの後はベルリンへ、もうひと旅。

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そもそもベルリンへ行くことになったのは
sandonomeshiさんに
カタルーニャの料理雑誌
Descobrir CUINAを頼まれたのがきっかけだった。
以前にエルス カサルスの料理や
私のポストレが掲載されたので、その号が欲しいと。
では送りましょうか、どうしましょうか...
なんて考えていたときに
それならお届けがてら遊びに行こうかなと
思いついた次第。

ガイド付きベルリン観光と
いつもブログで拝見していた
三度の「メシ」ならぬ「三餐」のおもてなしを受け
楽しく冬の遠足を締めくくったのだった。

最後の日
sandoさんのご主人ぺーさんから
「ベルリンで、何が一番面白かった?」
という質問を受けた私
ウーン、何だろう...

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by tomo114t | 2008-01-28 05:35 | 旅行

冬の遠足 Paris 5


3週間のウ゛ァカンスを終え
私本日より社会復帰しております!
(って、牛口が人口を上回る村に通勤して
「社会」と言うのもどうかな...)

ブログの記事もリアルタイム目指して
パリの話は最終回です。

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今回のパリ滞在は
sidoredoさんのお姉さんご夫婦に
大変お世話になった。
パリで暮らしながら
ワインと食をこよなく愛するお二人
これを機に今後も度々お世話になりたいなと
目論んでおりますが...

レストランのセレクトも
勿論お二人にお任せ
ある夜は韓国料理店だった。
といっても焼肉ではなく
もうちょっと洗練されたスタイルの店

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繊細で上品な味付け
ヨーロッパの料理にはない
食材の組み合わせ、生かし方、美味しさ。

次回パリを訪れるときも
きっとまたこの店へ行くだろう。

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by tomo114t | 2008-01-24 08:22 | 旅行

冬の遠足 Paris 4


今やパリの有名なパティスリーのほとんどが
東京に進出しており
菓子業界人でなくとも
どこどこの店の何が美味しいだの
あそこの店のスぺシャリテは何で...だのと
驚くほどに詳しい人が
日本にはたくさんいたりする。

日頃その手の情報に乏しい私(笑)
もうちょっとお勉強しなくては、と
大御所パティスリーを拝見。

小さな店に行列が出来ていた。
ショーケースの中には
雑誌で見たことのある有名なケーキも並んでいる。
あれもこれも試してみたいけれど
手当たり次第に買っても食べきれないので
数種類のマカロンと
クロワッサンを1つと決めた。

バラ、チョコレート、栗と抹茶、キャラメル...
種類豊富なマカロンの中に
季節限定らしい「トリュフ」なるものを発見
真っ黒なマカロンの中に灰色のクリーム
値段は1個8ユーロ。
興味をそそったのでこれもひとつ頼むと
店員さんは「1個8ユーロですが、よろしいですか」と
確認するように私達に訊ねた。

もちろんこんなやりとりは
案内してくれた
パリ在住のsidoredoさんのお姉さんとの間でのこと。
きっと値段をよく見ずに頼んで
会計時に「高い!」と驚く客もいるのだろう。
こんな小さなお菓子が1個8ユーロなんて
確かに法外な値段だけれども
一応はトリュフ入りだし
天下のピエール・エルメだし
買わなければ試せないのだから
よろしいですよ、いただきます。
金持ちでもないのに、こういうことには私は潔い(笑)。

トリュフのマカロンは
コロンと1つだけ別の箱に入れて渡された。

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by tomo114t | 2008-01-23 04:01 | 旅行

冬の遠足 Paris 3


甘いもの話も少々...

私達のパリ滞在中
街中に溢れていたこのお菓子
Galette des Rois ガレット・デ・ロワ

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1月6日のキリスト公現祭のためのお菓子で
フランスでは年明けから1月一杯は店に並び
家族や友人と、もしくは職場で
いくつものガレットを食べるのが習慣だそうだ。

平たい円形の折りパイ生地に
アーモンドクリームが入っていて
さらにフェーウ゛と呼ばれる
小さな陶製の人形もしくは何かのミニチュアが
パイの中に隠されている。

ガレット・デ・ロワを食べるときは
その場で最年少の人が
切り分けたパイをひとつずつ誰に配るかを指名する。
さあ、いざフォークを入れて
フェーウ゛が当たった人が今年の王様
皆から祝福を受けるのだ。

私達は3軒で各店のガレットを買い
食べ比べ兼ガレット・デ・ロワ大会
という朝食を3回も(笑)
sidoredoさんのお姉さんご夫婦宅で楽しんだ。

中でも素晴らしく美味しかったのは
マドレーヌ寺院近くのパティスリー・アンジェリックのもの。
パリにおける日本人パティシエのパイオニア
千葉好男さんのお店である。
私はご本人にお会いしたくて寄ったがご不在で
そのかわりでもないがガレット・デ・ロワを買ってきたのだ。
サクサクのパイ生地に
しっとりしたアーモンドクリームがたっぷり
口に入れると上質なラム酒の香りがふわっと立つ。
老若男女、全フランス人から愛される味であろう。

そしてフェーウ゛当てのほうは
sidoredoさん3連勝!
2008年の女王はバルセロナに君臨中...(笑)

つづく。
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by tomo114t | 2008-01-21 07:01 | 旅行

冬の遠足 Paris 2


宝物を求めて「蚤の市」探検!

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パリで一番有名な
クリニャンクールの蚤の市よりも
小規模で地元民に人気だという
ヴァンヴという地区の蚤の市へ行ってみた。

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小規模どころか
両脇に露店が並ぶ細い道はいつまでも続く。
まずは片側から見て
帰り道に反対側の店を見るつもりが
折り返す頃にはもう次々と店じまいを始めていた。
また次回来なければ...

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by tomo114t | 2008-01-21 01:38 | 旅行

冬の遠足 Paris 1


今回は2度目の訪問
やはり、パリは素敵な街だと
認めざるを得なかった。


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パリ初日の夕食は
地元民に大人気のビストロ
隣の人のテーブルも
ほとんどくっついて相席状態


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ちょっと今風なアレンジを加えたビストロ料理と
黒ぶどうから作られたシャンパーニュで
今年の誕生日も
幸せに祝うことができた。

一緒にテーブルを囲んでくれた皆さん
メッセージを下さった皆さん
本当にありがとう!

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by tomo114t | 2008-01-20 07:51 | 旅行