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tonyina


シェフ オリオールが
ある業者から仕入れた鮪(カタルーニャ語でtonyina)
99%は日本へ輸出されるものだそうだ。

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日本人の私としては
やっぱりこれは寿司に限る、鮨!
しかも自分で作る素人寿司じゃなくて
プロの職人に握ってもらう
大トロの握りで、いただきたい...

この鮪は
その後シェフの手により
寿司ではなく(笑)カタルーニャ的逸品となった。

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by tomo114t | 2007-03-27 06:25 | エルス カサルス

まだまだ...


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今日また失敗をしてしまった。

ここにも書けないくらいみっともなくて
悪い夢であってほしいような失敗だ。

思いきり落ち込んだけれど
ちょっと前の私なら
きっとその場で泣いてしまっただろう
しかし今日の私は落ち着いていられたので
その辺は多少強くなったかも知れない。

私はもともとはパティシエではなかったけれど
いつの間にか皆が私をコックと呼ばなくなり
パスティッセラ(パティシエ)と呼ぶようになった。
それで私自身もそんなつもりになっていたが
実はまだまだ私はパティシエではないのだ
ということを再確認してしまった。
つい最近も
自分の技術レベルの低さを痛感した出来事があったので
今日はそれほどショックではなく
ああ、やっぱりという感じで済んだけれど。

仕事を終えて着替えながら
そういえば日本語には
「明日は明日の風が吹く」って言葉があったなあと
急に思い出したりした。


今回ちょっと暗いかな
せっかく覗いて下さったのに、ごめんなさい。
でも明日は明日の風が吹くだろうから...(笑)
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by tomo114t | 2007-03-25 08:34 | エルス カサルス

Crancs de riu


カタルーニャ語で
cranc は「蟹」riu は「川」を意味する。

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「川の蟹」ザリガニだ。

日曜の昼
シェフが冷蔵庫から取り出した
箱一杯のザリガニは、活きていた。
「子供の頃、近くの川へよくザリガニ捕りに行ってたんだ。
美味しいし、伝統食だよ」

大量のザリガニを、たっぷりの湯で茹でて
どうするのかと思ったら
それは今日の私たちの賄いだった。
エッこんなにたくさん?

茹でただけのザリガニにアリオリ
(ニンニクとオリーブオイルで作る
マヨネーズのように油が乳化したソース)
何とも簡潔で
カタルーニャらしい食べ方。

ザリガニはとっても淡白で
エビのような蟹のような味。
きれいな川で捕れたものだからか
全然泥臭くもない。
手で殻をむきながら
身にも頭のミソにもアリオリをつけて
ムシャムシャと食べていると
何だか妙に後を引く。

私たちの賄いの時間に
アペリティーヴォ(食前酒)を頼んだグループ客がいたので
そちらにもアリオリを添えてお裾分け
山盛りだったザリガニは
ほとんど売り切れてしまった。


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しかしこれを食することに
初めて挑戦した人って、凄いと思う。
それはザリガニに限ったことではないのだけれど...(笑)
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by tomo114t | 2007-03-20 04:10 | カタルーニャ

春の休日


天気のよい月曜日
同僚たちと一緒に
ある小さなワイナリーへ見学に出かけた。

暖かい日射しの下
葡萄畑のの脇の小道を
コートも着ないで歩きながら
モンセラットの山を
あの独特のシルエットをくっきりと見た。


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10世紀のお城を改築した小さなワイナリー


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全ての行程に
人の手のぬくもりが感じられる。
大手ワインメーカーを
「ワイン工場」と例えるなら
ここは「ワインのアトリエ」だろうか。



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   なかなか良い休日であった。
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by tomo114t | 2007-03-15 07:17 | カタルーニャ

Sant Jordi


今日は一般営業は休み
91人の披露宴だった。

今回のウェディングケーキは
Pastis de Sant Jordi
パスティス デ サン・ジョルディ
(pastis  ケーキ、菓子)

スポンジケーキの間に
生クリームとチョコレートクリームを挟み
断面は二色の層。
卵と砂糖を炊いた濃厚な黄色いクリームを
表面に塗り付け
さらにそれをカラメリゼして仕上げる。

カタルーニャの守護聖人の名前がついているくらいだから
どこのお菓子屋さんでも置いてある
皆知っている、皆大好きなケーキ。
何故サン・ジョルディなのかは
以前に聞いたかも知れないが、忘れてしまった。
私にとってもこれはもう
当たり前に「サン・ジョルディ」なのであり
名前の由来を詮索する気も起きなかった。
もういちど聞いてみなければ(笑)...


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今日のサン・ジョルディは
何でだかとっても味が良く
シェフにも誉めてもらえた。

皆がよく知っているものほど
きちんと美味しく作らなければいけない
サン・ジョルディは
そんなケーキの代表なのだ。
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by tomo114t | 2007-03-11 07:47 | エルス カサルス

桃の節句


「洋」の甘いものを作ることを
日々の生業としている私だが
たまに和菓子を作ることもある。
家に人を呼ぶときや
よそのお宅へ招かれたときの手みやげなどに...

しかし今回の和菓子作りは
それなりに気合いが入ったものだった。

やはりカタルーニャに住む
同い年の日本人女性であるJさん
彼女とはイタリアで知り合った。
縁あってカタルーニャへ移り住み
最近女の子を出産したばかり。
そして迎える初節句のお祝いの印に
彼の親戚に和菓子をプレゼントしたいと相談され
私が作ることになったのだ。

こんなときに頼れる人は1人しかいない。
さっそく師匠に相談し...

雛人形に見立てた
苺桜餅を作ることになった。
ひな祭りらしくて可愛いし
Jさんの実家は苺農家でもあるので
彼女にちなんでいるのもよい。
和菓子を通して
日本の風習、文化を
カタルーニャの人に伝えられたらいいなと。

焼津の師匠はレシピだけでなく
材料まで送ってくれた。
休日のエルス カサルスの厨房を占領して
いざ、桜餅作りに挑戦。

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by tomo114t | 2007-03-05 06:20 |

シャッターチャンス!


私はいつも
自分の作業台の下の棚に
カメラを置いている。
仕事中に度々出くわす
シャッターチャンスを逃さないように。

これは今日の出来事

それを知っているシェフが私に言った。
「これから新しいものを見せるから
カメラを準備しておけよ」

何だろう、変わった料理でも作るのかな?
お客の少ない営業時
ポストレのオーダーを出す以外は
自分の作業場で仕込みを続行している私は
今日はパスティス・ポーマ(アップルパイ)を仕込みながら
シャッターチャンスを待っていた。

しばらくして
「トモコ、今だ、カメラ、急げ!」
来た来た!私はカメラを手に
一目散にシェフのもとへ走った。


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アルミホイルに包まれた料理
中に入っていたのは

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小振りのトリュフが丸ごと1個!

豚バラ肉の首の部分
ジャガイモのピューレ、小ネギとともに
ホイルに包みオーブンで焼いたのだ。

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by tomo114t | 2007-03-02 07:34 | エルス カサルス