大事なこと

この料理教室を今後続けて行くにあたり
自分で自分に言い聞かせて
(口には出さないから「思い聞かせて」か)
いることがひとつある。
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うちに来てくれたこの人たちは
私の「生徒」ではなくて
大切な「お客様」であると。

料理が全品完成したら
きちんとテーブルをセットする。
箸置きに箸を置いて
飲んでも飲まなくてもワインか何か用意して
「試食」ではなく「食事」をしてもらう。
食べた後には、予め用意しておいた小さなポストレを出して
干菓子と緑茶で締め、ここで終了。
食事後に「さあ、皆で後片付けしましょう」なんてしたら台無しだ。
いい気分のままでお帰りいただいて
皆がいなくなってから
1人で後片付けをする。


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お客様に出す小さなポストレも
やはり日本的なもの
白胡麻のミルクゼリー
生姜風味のプリンなど。

先日、小豆で餡を作ったついでに
どら焼きを作った。
ふた口で食べられる位のミニサイズにして
30個以上できた。
これも教室用のポストレにしよう
「ドラえもんが大好きなあのお菓子の実物」
ということできっとウケるに違いない。


仕事から帰ってきて家でもまた仕込み。
今に始まったことではないのだけれど...





豚しゃぶサラダ

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白胡麻のペーストを使ったドレッシングで
前回の胡麻和え同様大好評であった。
どうやら「胡麻」は皆のツボを突く食材のようなので
これからも度々登場しそうだ。

この日初めて来た同世代のイマは
観光業に携わっているという、明るい女性。
週2回フランス語の学校にも通っていて
異文化に強い興味関心を持っているようだ。
日本についてのあらゆる質問を私に投げかける。
「日本ではパンも食べるの?」
「結婚式には皆どんな装いをするの?」
「キモノって最低でも500ユーロはするって聞いたけど本当?」
思いがけず着物の話で盛り上がった。
安いものもあるけれど、いいキモノは車くらいの値段はするかなあ
日本は20歳が成人で、成人式の日には街中キモノ姿の人で溢れて...
なんて話に皆面白そうに聞き入っていた。

回数を重ねるうちにわかってきた
本当に大事なこと

この教室の最大の魅力に成り得るのは
美味しい料理やデザートのサービスではなく
巷のニュースでは耳にすることのない
「生の日本の姿」を私が皆に話すことなのだ。


ということで追加課題
・改めて日本をよりよく識る
・語学力の向上
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by tomo114t | 2006-02-10 08:04 |
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