MINICURS DE CUINA JAPONESA...

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「人に料理を教える」ということを
いつかしてみたいと思ってはいた。

しかし私が漠然と抱いていた理想のイメージは
「60代半ばを過ぎた私が
もう厨房での現役の仕事からは引退して
若い娘達に母のように時には友達のように慕われながら
(慕われないかも知れないけど、理想だから良いのだ)
私の若い頃はねえ...と昔話も交えながら
ちょっとハイカラな料理を教える」
だったのだけど。
「カタルーニャでカタルーニャ人に日本的な料理を教える」
ことになるとは。人生ってわからない。






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2回目のメニューは
海藻を使った料理を、という生徒さんの希望に沿って
ひじきのサラダ
ワカメのお吸い物
家庭料理の定番、ということで
豚肉の生姜焼き
白いご飯にちょっと味を付けて
梅ゴマご飯。

料理によっては
日本の味そのままのクラシックなスタイルを教えるのもよいけれど
全てそれでは戸惑う人もいるので
こちらの人の味覚に合わせてアレンジする必要がある。
例えばひじきのサラダには
ハムと松の実のローストを入れて食べやすくしてみた。
そのほうが欧米人の口にも合うだろうし
実際日本の主婦もそんなようなサラダを作っていそうでもある。
だからこのサロンの日本語名は
「日本料理」ではなく「日本的家庭料理」なのだ。


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前回
白いご飯をお椀で出したときに
食べ辛そうな印象を受けたので
今回は生姜焼きに添えて
皿盛りに変えた。
これでご飯とおかずを
一緒に食べてもらえる。




私の思惑(?)通りにひじきのサラダが特に好評であった。
ハムと松の実の他には
人参、キュウリ、生椎茸(近所のスーパーで購入!)を入れて
ドレッシングには胡麻油の香りを効かせた。



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別に日本が恋しいわけでもないのに
「和」の物がどんどん増えていくこの家。
カタルーニャの中の「ミニ日本」か?
さらにこの教室のおかげで
食生活まで「和」に傾きそうだ。





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これまでは家で1人で食事をする場合
わざわざ和食を自分1人のために作ったりなどは
滅多にしなかったのが
最近はレシピを書くために
計りながら試作したものを食べる、
なんてことも起こり始めた。
今だってこれを書きながら
出汁をとった後の昆布で
佃煮風なものをコトコト煮ている最中なのだ。




干菓子と抹茶で締めて、無事教室終了。
お疲れさまでした!

来週は新しい生徒さんが何人もやって来る。
どうなることやら...
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by tomo114t | 2006-01-26 07:24 |
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