新しい年にもなったし
またひとつ新しいことを始めよう。 以前から心の中で温めていたある計画を ついに実行した。今日。 去年の夏 私が住むジロネイヤからもっと北の 山の後ろに隠れたような小さな村 ラ ノウ デ ベルガダという村で 日本をテーマにしたフェスタが開かれて 私に「日本料理を作りに来てほしい」と依頼が来たことがある。 エルス カサルスも大忙しの時期であったが これもひとつの変わった経験かと思い引き受けた。 主催した夫婦の家のガレージを使って とんでもない設備の中、200人分のちらしずしやから揚げなどを仕込み 結構大変な思いをしたのだが そのときに手伝いに集まった近所のご婦人達の多くが 皆日本料理に非常に興味を持っており 「ぜひ習いたい」と思っていることを知った。 それならば自宅で小規模な料理教室を開いて 手軽に作れる家庭料理でも教えたら面白いかも。 と思いついた。 年末のある日 このときに知り合った1人の主婦、ブランカと隣町のバルでバッタリ会った。 そこで料理教室の話が再燃し 年明け実行を決めたのだった。 果たしてどのくらい人が集まるのか 金銭的に特なのか損なのかも全くわからないが 1つの趣味として楽しめればそれで十分だし 来る人は日本が好きな人に決まっているから 「和」の物が一杯の私のアパートに来るだけでもう喜ぶだろうし これまた生まれて初めてのことだけど やりながら試行錯誤していこう。 カタランで MINICURS DE CUINA JAPONESA 日本語名は 「日本的家庭料理サロン」だ。 1クラス6名までのミニサロン。 記念すべき初日の今日は11時からの昼のクラス。 生徒は2人。 ちょっと少ないけれど初日だし 夜に来たいという問い合わせも何件も受けたし 1人でも来たいという人がいれば開催するつもりでいたし いきなり大勢来られても困るので丁度良かった。 しかし突然の訪問者がもう1人いた。 地元のテレビ局、ベルガダ放送のレポーター。 初日のメニューは 白いご飯 基本の出汁 出汁を使って茄子の味噌汁 肉じゃが 青菜の胡麻和え ちなみに生徒は 隣町ベルガで自然食品店を経営している女性と 日本を旅行したことのある壮年男性。 (来週は彼の奥さんが交代で来るらしい) 良い雰囲気で上出来なスタートを切ることができた。 が、 作って食べるまではよかったけれど 最後に緑茶を入れて授業を締めくくるつもりだったのを コロッと忘れてしまった。 まあいいか、初日だし そのために作った干菓子は次回にお披露目だ。(ちょっと固いけど...) (yoshinoさんに感謝。) テレビ局の人は今日のニュースで放送すると言ったのに 結局放送されなかった。 それは構わないのだが カサ マイヤに「テレビに出るー!」と電話してしまったのが ちょっとバツが悪い...きっと見てくれていただろうに。
by tomo114t
| 2006-01-18 07:54
| 私
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